7-8月あたりのもずく

どうも、もずくです。

 

ご無沙汰しております。

 

Youtubeの配信は1ヶ月に1~2回となり、ブログも公約の1記事/2ヶ月のぎりぎりを低空飛行しています。8月中にこの記事が出れば公約達成なので許してください。

 

雑談のネタとして、「夏休みの宿題、コツコツやるタイプか後にまとめてやるタイプか」というのが鉄板ですが、私の住んでいた地域ではそんなに宿題の量が多くなかったので、7月中にまとめてやっていたような思い出があります。でもこれは量が多くなかったからまとめてできただけで、量が増えた後(高校以降)はまとめて片付けるタイプに変わりました。計画を立てるのが好きではなかったので。

 

配信で雑談する機会も減ったので、整理もかねて。

今記事はここ2~3か月分のトピックを雑多に書いていく感じになります。

 

マシュマロ送ってくれた人ありがとう

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特別な書いていて面白くなるような工夫、してないですね。
とりあえず、エアコンをドライモードで回し続けています。
もず家はほっとくと冬でも謎に湿度が高くてかたつむりになってしまうので……ジメ……

ただ、部屋を閉め切っておくとCO2濃度のせいなのか謎に眠くなってくるので、定期的に窓を開けるようにしています。

食べるものも夏と冬で変わらないし、季節感がない生活を享受しております。
あ、この前知人から桃をいただいたのでそれを食べました。でもそれくらいかな?

 

最近読んで面白かったもの(漫画)


・ジャンケットバンク(田中一行)

オモコロ記事内にて恐山さんが紹介していたので読み始めました。ジャンプラだと初回無料で読めます。

ライアーゲームが好きな人と、顔のいい男が破滅するのが好きな人にはお勧めです。

そして、ジャンプ漫画なので(?)顔のいい男同士が戦いを通して高めあい、成長していくところもいい。ジャンプ漫画みたいだ……

とにかく台詞回しがいい。負け台詞も逆転台詞もぜんぶいい。良すぎてLINEスタンプ買っちゃいましたもんね(LINEスタンプはネタバレが含まれるので、120話くらいまで読んでから見るのをお勧めします)

ライアーゲームと違って、ゲームの最中にデバフ(毒を飲む、など)が含まれるので、若干グロっちゃグロなんですけど、グロシーンは薄目で見ても大丈夫だと思います。なんでゲームなのに毒なんて飲まされるんですか?それは暗黒貴族たちを喜ばせるためだよ……

ゲームを設計する人の陣営も出てくるのですが、私が気になっているのはゲームの設備を実際に設計している人たちです。ライアーゲームなど他のギャンブル漫画もそうですけど、下請けの人たちは「そのゲームやるためにこんな面倒な仕掛けを!?!?部屋に!?!?」みたいな気持ちになりながら図面引いてセットを組んだり小道具を作ったりしているんでしょうか。

 

最近読んで面白かったもの(文章)


・なぜ働いていると本が読めなくなるのか(三宅香帆

映画『花束みたいな恋をした』の麦くんパズドラシーンが何回も引用され、非常に私の精神を攻撃してくる本です。私ももう家に帰るとYoutubeしか見れねえよ……

新作のアニメもほとんど見れない(今期見ているのは【推しの子】2期だけ)し、本も一時よりは読まなくなってしまったよ……

ちなみにこの本には「働いていても本を読むことができるようになる方法」については10ページ程度しかさかれていません。どちらかというと、明治以降の日本における読書の歴史の変遷に重きが置かれています。私はその読書史の内容が結構面白いな、と思ったのですが、本のレビューで「本を読む方法が書いてあるわけではない」みたいなことが書いてあって笑いました。そういう人は『ビジネス書ベストセラーを100冊読んで分かった成功の黄金律 』を読んでおけばいいと思います。自分にフィットした先人の教えを、学ぼう。私は早起きして朝型人間になる方法、みたいな内容の自己啓発本4冊くらい読んだけど夜型のままです。

 

・東大理三の悪魔(幸村百理男)

kindle unlimitedにシリーズが2冊分出ていて、2冊とも読みました。

タイトルを見るとちょっとびっくりしますが、大学生の主人公と知り合いになった女性は実は不思議な力を持っていて……という話で、つまるところジャンルとしてはSFです。たぶん。

作中世界の用語を説明するとネタバレになりそうなので控えておきますが、正直、途中でだんだん議論の抽象度が増してきて何言ってるんだかわからなくなりました。大学の基礎数学の2講義目を思い出しました。だいたいどの授業も1講目は自己紹介と簡単な授業の説明から始まっていざ履修登録したら詰む、というあれを感じさせます。あのときはヨビノリとマセマに助けられましたが、この作品の解説はあいにくヨビノリチャンネルに上がっていません。

でもこの本は分からないなりに面白かったです。主人公2人の対話によって議論が進んでいくと「まあたしかにそういう風に世界を説明できそうだな」、という気持ちになります。

世界の構築(創世記)と意識の圧縮、こんな単語をみて面白そうだなと思ったら読んでみてくださいね。

 

・地雷グリコ(青崎 有吾)

『ジャンケットバンク』を読んでギャンブル作品に飢えていたことと、QuizKnockでこの作品題材の動画が出たことから購入。学校内で行われるいたって清純なギャンブル?なのですが、漫画じゃない分ジャンケットバンクより難しい!!どっちが勝ってるかわからん!!という気持ちになりました。多少丁寧な図解もあるので、4回くらい読めば理解できるのですが、初見で作戦を思いついてやってのける高校生たちおかしいよ……

私はゲームの中では「だるまさんがかぞえた」が一番好きです。攻略があざやか。

あと絶対主人公ちゃん(鉱田ちゃん)はかわいい。

最近体験して面白かったもの

・感覚する構造– 法隆寺から宇宙まで –(展覧会)

もう終わってしまった企画展なのですが、とても面白かった。一人でにやにやしながら回りました。

法隆寺の木組みから始まって、若手の建築家の方々が設計した建物であったり、特殊な3次元構造の利用(例えばオーサグラフ地図)だったり、最後は宇宙空間で使用されるテントの模型まで展示されていた。宇宙空間で使うために、たたんだ状態で持って行ってすぐに広げられるようにする、みたいなやつですね。

昔結構折り紙が好きで、それこそ人工衛星のパネルの折り方に使われるミウラ折りなんかも真似して折ってみたことがあったりしたのですが、いわゆるくす玉とか複雑なものを作るのが嫌いでした。おそらくそれは手順書に書いてある2次元の模式図を手元の3次元の折り紙で再現するのが下手なのが理由だと思います。折り紙にとどまらず、一般的な空間認識が、下手!(たとえばyoutubeを見てダンスを真似てみようとしたときに、腕と胸の位置関係が動画を見ても分からない)

どうして……(頭を抱える)

なので、3次元のものを2次元上で作れる設計者の皆様を尊敬しております。


・ファミレスを享受せよ(ゲーム)

配信にて友人とプレイ。

ネタバレがちょっと含まれる感想になってしまうので、プレイ予定の人はここで読むのをやめたほうがいいかもしれない。

(コーヒーを淹れる)

他の人の考察だったり実況動画を見れていないので、あくまで私個人の感想を書くならば、これは「役割」の話だな、と。

ゲーム中でTRPGをプレイするNPCたちがいるけれど、それはそのままファミレス世界そのものと似ていて、主人公も含めてNPCはみな「王」とか「処刑人」とか役割を持っている。けれどそれは役割でしかなくて、それとは別に意思が存在する。

ってのが感じられてすごい、なんというか、私たちは人である限り、社会の中の部品の一つになっているんだなあ~~という気持ちになった。こう書くとすごい悲観的みたいだけど、そういうわけではないです。「王」という役割を与えられた彼には、役割に対してのある程度の自負とか責任とかそういうものに付随してできたプラス方向の意思や人格もあるし、管理人の彼女も自分から役割を欲しがっていたから。

ただ、会話の中で役割と個人の意思が交互に見え隠れする感じが面白いなあ、と感じました。

ガラスパンちゃんと飲みに行って「結婚するならどの野菜がいいか」とか議論して~~~~

 

あんまりまとまらないね。

みんな、ファミレスを享受しましょう(私は軽度のエビアレルギーです)

 

それでは。