映画『カラオケ行こ!』感想

どうも、もずくです。

マクドナルドで『紅』を聞きながらこれを書いています。

まさかの2連続映画記事。(前記事は読まなくていいですが……)

ここから先はネタバレしかないので、「監督が野木亜紀子さん」「ヤクザの綾野剛」「合唱コンクールor合奏コンクールに思い入れがある」などのワードに覚えがあるなら、観に行ってからこの記事を読んでほしいですワ
また、脳から直接取り出した精製していない文章が展開されております。

映画を観る前のあれこれ


この作品のことは上映前から何となく気になっていました。
それはひとえに脚本が野木さんだったからにほかなりません。

好きなもの百裂拳でも書いた通り、野木さんが脚本を書かれている『アンナチュラル』というドラマが好きです。
また、世界観が連続している『MIU404』も好き。ドラマに出てくるキャラクターが全員バックグラウンドを感じられるような描かれ方をされていて、まあありていに言えば「い、生きてる……!」みたいなところがいいですよね。

ですが、映画って最近高いじゃないですか。気になる映画を全部見に行くのは懐的に厳しい。特に、「カラオケ行こ!」は邦画の中でも割とほのぼの寄りなのかな、だったら劇場の音響でわざわざ見なくても、配信されるのを待っていてもいいかな……と思っていたわけです。

そのような精神で友人に「『カラオケ行こ!』気になってるんだよね」と言うじゃないですか。

原作の漫画(代のアマギフ)が送られてきました。

さすが私の友人です。愛。

原作の漫画の絵に見覚えがあると思ったら、『女の園の星』の作者さんでした。これも途中で読むのやめてしまったやつなので、また読み進めたいです。
漫画は、きれいにまとまっていてオーと思いましたが、正直「この内容をわざわざ映画に……?」と思いました。
あまり漫画・小説原作の邦画を見てこなかった、ないしは原作があることを知らず映画だけ観に行くタイプだったので、いまいち原作を下敷きにした作品のまとめ方というものが分からないんですよね。例外は東野圭吾の『プラチナデータ』『マスカレードホテル』あたりでしょうか、読んでから映画観た作品……

原作を読んだ時に「狂児、全然綾野剛の顔じゃなくないか?」とも感じました。予告画像見たらやっぱりちょっと違うし……?あとなんで主題歌がリトグリ……??

もずく「主題歌がリトグリの紅のせいで笑っちゃうんだけど」
友人「エンドロールまでがギャグ」 (当時のやりとり)

しかし、ヤクザの綾野剛に期待せざるを得ませんでした。私はちょろい女オタクであることを自覚しています。

そんなこんなで、映画を観に来ました。

映画、ヤバかったです。画面の切り取り方、キャラ造形、どっちもすごい好き。2回目観に行きたいな……

そしてリトグリ、完全に涙腺を崩壊させに来ている

成田狂児(ヤクザの綾野剛)


ヤクザの綾野剛……!人間狂わせやめてもらっていいですか?
お前はヒモとしてやっていける男だよ、お前は……
部下込みでカラオケ練習するシーンでは完全にヤクザの人殺す目をしておいて、聡実くんといるときはふにゃって笑うの二面性すぎて笑っちゃう。ズルい。
そして、原作の狂児とは違ってそこもまた良いな、となりました。うまく言えないですが原作狂児のほうが血気盛んな気がする……?
原作狂児の方は血と拳が好きそう、綾野狂児は拳より武器を信じてそう(行き過ぎた偏見)。
他のヤクザの皆様も大変キャラが立っていてよかったです、こちらは原作を感じる。
組長の北村一輝イケメンすぎてびっくりしてました。スナックが似合う(そして、絵心がないのも分かる気がします)


合唱部という社会


友人と意見が大・一致してるのが「和田がんばれ」っていう応援のきもち。
聡実くんがどういう経緯で部長に、女の子が副部長になったのかはわからないのですが和田から見たら岡聡実は「歌がめちゃくちゃ上手い尊敬できる部長」なわけですよ。
中学生の時の先輩へのあこがれって、もはや一種の信仰みたいなところがあると思っていて(注: これは実体験です)、そういう意味で和田の作中での一連の行為って全部「わ、わかる~~~~!!」となるんですよね。これは大人になってもそうかもしれませんけど、能力的にめっちゃできて人間的にも尊敬できる人が急にサボっているように見えたらギャップで落ち込んじゃうじゃないですか。なんでこんなに能力があるのに全力出してくれないんだろう、みたいな、人間の一面だけを見て勝手に期待して勝手に落ち込むやつですね。この時の和田君は聡実くんがソプラノ音域出せなくて悩むなんて想像もしえないわけですから……
女子副部長偉すぎる。中3ってもっと子供じゃなかった!?!?私が副部長の立場だったら泣いてるよ。彼女だけ人生2週目でしょ。

聡実、実質デビューしてる


この映画は原作からちょこちょこ改変したり、追加されたシーンがあります。
そのうちの1つが、XJAPAN『紅』の歌詞和訳シーンです。このシーンなじみすぎてて原作にもともとあったかと勘違いしてました。
あれをやる岡聡実、グループバトルの高見文寧か??
高見文寧は日プ女子(サバイバルオーディション番組)の課題で秋元康楽曲を歌うのに「歌詞の中に出てくる【君】という存在を具体的にしたほうがいいです。それは観客なのか、それとも観客に君とのストーリーを見せているのか……」とか言ってくる表現力・歌唱力おばけなのですが、やってること(英歌詞の解釈の具体化)一緒で聡実くんのセンス◎~~
これは合唱あるあるなんですかね?あんまり合唱の経験が無いので分からない。
つまり岡聡実はデビューってことなんですよ。
歌詞の再解釈という点で共通点があるのはKevin's English Roomさんのチャンネルに上がっている動画で。

日英仏3ヶ国語で『水平線/back number』歌ってみた【100万人記念】 - YouTube


この歌ってみた動画は日本語の歌詞の一部を英語詞とフランス語詞に翻訳して歌っているものです。聞いたことない方はぜひ聞いてみてほしいのですが、Cパートのフランス語歌詞で毎回呼吸が止まるような感覚になります。これと関西弁『紅』交互浴したいので作中歌のCD作ってほしい

 

映画を観る会


追加シーン2個目。
特に大きく追加されたのは「映画を観る会」(でしたっけ?パンフとシナリオブック未読なので間違っていても許してください)のシーン。
これらのシーン群、すごい聡実くんのパーソナリティを知るのに嬉しいんですよね。原作にない聡実くんのパーソナリティがそこに、ある。
というか、会長さんとの掛け合いがすごい、映画だあって思いました。このご時世、「上映中はスマホ禁止やで」とか、友人でもなかなか言えなくないですか?
ラストの方のシーンで、「幻だったんちゃう?」とか言うの、映画を観る人だ……となりました(2度目)
セリフが天才すぎるし、それを適度な中3っぽさ?で喋ってるのが良い。あの部室だけ空気がやわらかいんだよな。

 

青春カルボナーラに愛の半熟卵


作品全体のメインは登場人物たち(特に聡実と和田、ときどき狂児)の成長物語だと私は認識しています。
序盤の聡実くんが、ラストではミナミ銀座でヤクザに囲まれながら歌を歌っているんですよこれを成長と言わずしてなんというのか。
リアル中学の青春のきらめきすぎて、「私には無い青春だァ……!」ってちいかわになっちゃった。疲れた大人にはちょっとハイカロリーすぎ。
でもよく考えたら映画を観る会みたいな感じの空気感の団体には入っていたな?人には人の青春があります。
それはそれとして、作品全体を「愛」というベールがふんわり覆っているのが、めっちゃ刺さるんですよね。
映画を観ながら「愛ってなんやろな」とか、ももちゃん先生が「愛が足りなかったかな?」とか。
たぶん、中学生の私があの合唱部にいたら「はっきり愛とやらを説明したうえで指導しろや」って内心思ってたはず。しかし、愛って定義できないんですよね……

 

「これが愛じゃなければなんと呼ぶのか僕は知らなかった」(米津玄師/馬と鹿)

 


って米津玄師御大もおっしゃっていますからね。
あまりにもあの映画は愛と呼べる関係性(名前がついているものを挙げるなら、友愛とか母性愛とか)の種類が多すぎて、しかもそれを観客側にほんのりと伝えてくるような描写が多くて脚本演出演技すべてが最高ってことです。

 


映画を観た後、『ファミレス行こ。(上)』を読んで、それから主人公2人の関係に想いを馳せています。

この記事書き始める前は、狂児と聡実くんのことを掘り下げて書くつもりだったのに呻き声しか出てこない。

愛という言葉で括るのでは足りない。

 

とある映画を鑑賞して考えたこと

どうも、もずくです。

この記事は「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」(以下、ゲ謎)を見てきた感想をつらつらと書くものです。

立場を表明すると、ゲ謎は私にとってnot for meだったな~という気持ちです。

記事を執筆時点では映画の評判が非常に高く、自分が考えていることをうまく言語化しているような感想が見つからなかったので、自分の考えを整理するためにこの記事を書いています。自分の主張に自信が無くなったり、想定より多くの人に読まれるようなら追記修正削除をするかもしれないです。これはインターネット深海に沈める記事。全部個人の感想だし、むしろ「それは違うよ!」って言ってほしいんだよな~特に複数回鑑賞した人は。もずくは1回見た後Twitterと種々の媒体で考察と感想を読み漁った人間なだけ、なので。

先に言っておくけど、ゲ謎を勧めてくれたお友達には感謝している、よ!!(ここ大事です)

この作品の自分にとっての是非はともかくとして、自分が映画に何を求めているのかということを考えるきっかけになりました。

 

また、この記事はゲ謎および「プロメア」の核心的なネタバレを含みます。(他の映画作品も何作か触れますが、そちらはそんなにネタバレじゃないと思う)

どうぞ、よろしくお願いいたします。

では、本題へ。

 

ゲ謎にハマれなかった理由

私がこの作品を苦手だと感じる理由を表すならば、「結局何を楽しめばいいのかよくわからなかった」ということにあるかと思います。

二次創作が盛り上がっている理由の大部分を占める、水木と鬼太郎父のブロマンスを楽しむには彼らの関係性に何らかの萌えを感じることができず……

”因習村”と称されているにしては村のしきたりの恐怖感に共感できず……

前評判が良かったので、自分が鑑賞前に求めているハードルが高かったのかな、とは思っています。

水木と鬼太郎父の関係性については、鑑賞中に「いつのまにこんな仲良くなったの?」とずっと思っていた。てか思ってたら終わったわ映画。水木が自らの思想や考え方を変えるに至るまで鬼太郎父と話していた印象がないんだけど気のせいでしょうか。

私は物語序盤の水木のマインドがとても好きで、それは何かというと金を持っている人をうまく使ってのし上がるのが一番の幸せである、という信条を実行していることなんですけど。彼自身だけが生き残ったことへの罪悪感との二律背反になりながらも、自分の母や同僚が搾取された経験によって形成されたものという描かれ方をされていました。そ、それが鬼太郎父と1日2日過ごしただけで変わるの?というところがついていけなくて、そのままストーリーラインに置いて行かれてしまいました。他作品のバディもの(例: 「ズートピア」)だとそんなことを思わなかったので不思議だ。

鬼太郎父がなんで水木を信用するようになったのかもあまり良く分かりませんでした。鬼太郎(と鬼太郎母)を預けるまで信頼していたっていう事実があまり受け入れられてない。好感度グラフの変化を数値で表してくれ。キャラの右上に常に表示して。私が鈍くて今回どこで関係値の変化があったのか読み取れなかったから。

説明しすぎが野暮というのは分かるし、オタクは説明しなくても読み取るけど、正直ついていけなかったな……というのがこの2人についての鑑賞後の感想でした。

 

”因習村”こと哭倉村および龍賀の一族のシステムも、あまり意図がつかめないままに終わってしまった。

ええと、ここで私は「プロメア」の話を突然するんですけど、「プロメア」って堺雅人がバーニッシュ(と呼ばれるマイノリティの種族)を使って発電して別の世界に行こう!みたいな展開があるじゃないですか。私は龍賀製薬が行っていた「M」の製造シーンを見て、バーニッシュで発電するくだりを思い出しました。

私は「プロメア」という映画が非常に好きで、3回見に行った(応炎上映たのしかった)のですが、それはそれとして、作品中の差別と搾取の描き方って結構粗削り(もっと言うと悪手)だとは思っています。

それを踏まえて、哭倉村と龍賀製薬って何だったんだろうと思っている。龍賀の一族は幽霊族を攫うし殺すし近親相姦はするし地獄として、村の人たちはその事実を知っていたとしてもまあ……殺さなくてもと思ってしまった。最後のシーンで村は破壊全滅の一途をたどるわけですが、村の人々よりMを買っていた日本軍の上層部とか血液銀行とかその他もろもろ取引先の方々がむしろ悪じゃないのか?正体を知らなきゃ良いってこと?マジか

「プロメア」、ご都合主義でバーニッシュの特性が消えるので本当に良くないんですけど、バーニングレスキューの人たちが「降りかかる火の粉は払う」などと言ってバーニッシュの差別を解消していくことを約束するところで終わるじゃないですか。ゲ謎において現代編の記者(山田)が哭倉村で何があったかを取材することと、妖怪族と人間の関わり方の変化に直接的な関係があるとはあんまり思えないんですけど、それはゲゲゲの鬼太郎シリーズを見れば解決するんでしょうか。現実に存在する戦争体験や震災体験などの語り部と重ねられていることは理解しているつもりなのですが、ゲ謎の終わり方だと何にも希望が見えなくて。希望がないならないでいいんですけど、じゃあ水木が子育てする二次創作とかあんまり楽しく見れないなって……

村ぐるみで悪事をしていたのが滅ぼされるのが因習村作品のサビだとしたら、私はそれを楽しむことができなかったのかな~~不条理すぎて

映画に何を求めているのかを考えている

キャラ(or関係値)萌え、ストーリー、音楽映像の爽快感。

これのどれかが突き抜けていれば私は面白かったな~観て良かったな~って感じるんだと思います。さんざん例に挙げた「プロメア」はストーリーの納得感はともかくとして、音楽映像の爽快感5億点だから私にとって面白い映画だった。同じようなことが「グレイテスト・ショーマン」にも言えて、ストーリーライン自体は割と強引だと思うんですけどところどころに挟まる音楽がめちゃくちゃいいんですよねこの作品。今でもサントラたまにに聞いてる。あと『Rewrite the star』のシーンの空中ブランコの映像の色彩や動きが大好き。

「プロメア」、「グレイテスト・ショーマン」に共通する問題提起に「社会的マイノリティの描き方」ってのがあると思うんですけど、個人的に「ズートピア」はこの問題を子供にうまく説明するきっかけとなるような作品だと感じています。ここらへんの受け取り方は、見返したらまた違う感想になるかも。

キャラ萌え(関係値萌え)する映画は数えきれないほどあって「ズートピア」のニックジュディとか「キングスマン」のキャラクター全員(悪役含め)とか「すずめの戸締り」の芹澤朋也とか。

ストーリーが好きな作品って言われるとめちゃくちゃ難しいですけど、「パコと魔法の絵本」が思い出補正込みで好きです。社会問題を扱った最近の作品なら「コーダ あいのうた」とか。

そこを考えてみると、ゲ謎はキャラも刺さらず、ストーリーは消化できず、戦闘シーンもあまり得意なものではなかったのが私にとって厳しかったな……となっています。水木が”癖”ってオタクに言われているのは、感想を読み漁って知ったのですが正直びっくりしました。私は沙代ちゃんとクリームソーダを飲む水木より長田が裏鬼道衆を束ねている二次創作を読みたいです。

水木、私の思想とは合わなくて苦手だった。彼はこの作品中の日本にとって都合のいいヒーローでしかなくて、それを萌えとか癖として受け取ることができないな、って考えてしまった。

鬼太郎父も同様。長く生きているはずなのに、こんな世界でも子供を産み落としたいって思えるのか。一族の生き様、Mが売れる社会、と、鬼太郎や水木一人を天秤にかけてそれでもこの世界を存続させていきたいってあんまりエモとして消化できないんだけど。

てか正直龍賀克典のビジネスだいすき金持ちおじさんキャラの方が主人公2人より信頼がおけたのだけど、死にましたね。「いわゆる成金の嫌な金持ちと描写されている」、という感想を読み、否定はしないんですけどキツくなったな~沙代ちゃんを見捨てて逃げているところが悪辣と言われているけど、ストーリーの展開からしておそらく実子ではないし、自分だけでも生き残って会社を存続させようというあり方はおかしなものではないと思ったんですけど、ダメですか。

ここまで書いていて、作品に横たわるメッセージ(反戦、家父長制、マイノリティとの関わりなどなど)が多すぎて、これを全部水木が受け止めて解決しようとするところが私にとって受け入れられないものになってしまったのかな、とふと思いました。ゲ謎から絶望や希望を享受できるほど自分が元気じゃなかったというだけなのかもしれない。やはりブログは自分の考えを整理できていい文明

 

ゲ謎の好きなところ
  • BGM(特に、水木がトンネルを抜けて水田を歩いていくところのピアノBGM、レイトン教授の怪しい村に行くとこを感じて良かった)
  • 長田(腹黒糸目強キャラは”癖”。石田彰だし)
  • 裏鬼道衆の鉄砲使ってた人(和風世界の鉄砲使いっていいよね)

 

以上です。

世間体を気にして書けてないことが3倍くらいある。

境界線を踏み越える

どうも、もずくです。

 

先日、女王蜂のライブ(全国ホールツアー2023-2024「十二次元+01」)を見に行ってきました。

セットリストや演出はツアーが終わるまで非公開とのことなので、それらについて個別で触れることはしませんが、演出がほんとうに言葉が出ないほどよかったです。

女王蜂のライブには初めて参加したのですが、ジュリ扇を振り乱すお客さんとステージ上の音、最高の演出が一体となってライブ会場全体が儀式のような様相を呈していました。神様一柱くらいは降ろせそうなくらいのエネルギーが、お客さんからステージに集まっていくのを、二階席から、自分もその一部となりながら眺めることができました。

 

「ライヴは、人間を越えないといけないときがある」

と、自身のTwitterやオーディション番組で語っていたのは知っていましたが、本当に言葉通り、というか言葉以上でした。何かが人間の体に憑依して歌っているとしか思えない。一曲一曲ごとに、違う人ならざる者がボーカルの体をとって歌い踊っているようにしか見えないのですが……

そして、一曲一曲が全然違う世界をつなぎ留め続けている楽器隊の方々も本当に素敵でした。この方々も人間じゃないと思う。

 

私はいきものがかりが好きだったんですけど、私にとって彼らの音楽は寄り添ってくれるものだったんですよね。寄り添ってくれるか、自分を重ねられるもの。「ありがとう」とか「歩いていこう」とか「SAKURA」は、感謝する自分や電車に乗っている自分の存在を楽曲側が認知してくれているような気持ちにさせられます。

逆に、米津玄師の音楽は、別世界を楽しむもの。特に「感電」「Lemon」あたりのドラマ主題歌はあのドラマの中の世界にいる米津玄師が歌っている……みたいなイメージです。もずくさんいつもLemonの話してるね

そういう意味で、今回ライブで聴いた女王蜂の音楽、演出は、私よりもっと遠い存在への怒りや願いを放出するものだった……ように感じました。ライブ後に同じ曲をSpotifyで聴いたらそんな風に感じなかったので、ライブ特有の現象かもしれませんが。まあ、アルバムタイトルが『十二次元』なので、さもありなん、という感じなのかも。

この記事に本人のアルバムのイメージ像が書いてあります。

女王蜂アヴちゃんにインタビュー!「10年前から準備していた」ニューアルバム『十二次元』について、ライブ観について話を訊いた|DI:GA ONLINE|ライブ・コンサートチケット先行 DISK GARAGE(ディスクガレージ)

 

 

人が変化していく、憑依されていくことについて考えると、最近ずっと追っているPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS(以下、日プ)のことを思い出してしまいます。

日プの公式説明↓

JO1、INIを誕生させた
日本最大級のサバイバルオーディション番組
「PRODUCE 101 JAPAN」の第三弾
国民プロデューサーが決める
ガールズグループ オーディション
「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」

デビューを目指して集まった101人の練習生たちが
専門的なトレーニングとテストに取り組み
激しい競争の中、困難に挑み、挫折を乗り越えながら共に成長していきます
この中から、100%国民プロデューサーによる投票でデビューするメンバー11名が決定

ようは、サバイバルオーディション番組です。
かつて芸能人だった子も全く芸能関係の仕事をしたことない子もいっしょくたにされてパフォーマンスを行い、最終的に11人がアイドルになるというやつです。

 

最初(=2か月前)はTWICEや乃木坂のカバーダンスから始まりますが、この前は番組オリジナル曲をグループごとに披露するミッションがありました。最初はどう見ても”超かわいい一般人”では……?みたいな女の子たちが、番組オリジナル曲をやっているときは””アイドル””になってるんですよね……やばすぎ……

 

 

女王蜂の楽曲間(てか楽曲内でも)見せる憑依、変化と、""超かわいい一般人""から""アイドル""へ成長していく変化、どっちもため息が出るほど良い。万病に効く。

 

オチが無くなってしまいましたが、書きたいことが書けたので満足です。

それでは。

open.spotify.com

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「好きなもの百烈拳」をやってみる

どうも、もずくです。

好きなものを熱量の大小にかかわらず100個あげてみるやつ(元ネタ↓)をやってみました。

 

 

youtu.be

1. 鴨南蛮そばの上の柚子

2. 果汁グミ弾力プラス ぶどう

3. ラーメンの上の半熟味玉を割って黄身とスープを同時にレンゲに浮かべること

4. 夢追翔さんの朗読

5. ジョー・力一さんの自己プロデュース

6. 『都会のトム&ソーヤ』の柳川博行

7. アーユーレディ/緑黄色社会

8. はやみねかおる世界における頭脳集団という存在

9. 映画『サウンド・オブ・ミュージック』の寝る前の挨拶の曲(So long, farewells)

10. 映画『プロメア』のオープニング

11. 実家に帰った時だけ弾くエレクトーン

12. 近所のシーシャ屋

13. そのシーシャ屋で出してもらうウイスキー

14. ホテルの朝食バイキングの味海苔

15. ホテルの朝食バイキングの温泉卵

16. WANNABE/itzyのPV

17. ランニング中に聴くKPOP

18. マラソン大会で応援してくれる見ず知らずの人

19. 飛行機に乗っている時に見える直方体の団地

20. でっかい池

21. インスタで流れてくるバレエの動画

22. リアル脱出ゲーム

23. リアル脱出ゲーム 歌舞伎町探偵セブン「ようこそ、ゼペット教授の異常犯罪相談室へ」のゼペット教授

24. リアル脱出ゲーム中の中盤の謎

25. タルトじゃないタイプのアップルパイ

26. 家系ラーメンのほうれん草

27. サイフォンコーヒーが抽出されている時の音とビジュアル

28. ビッグサンダーマウンテン

29. ディズニーランドのゲートをくぐる瞬間のBGMが若干大きくなる気がする感覚

30. ディズニーランドで食べるポップコーン(カレー味)

31. 旅行先で現地の物件情報を眺めてする、この町に住む妄想

32. ロンドンの公園にいたリス

33. おしゃれな花屋さんの店先

34. めっちゃレモンの味がするクラフトコーラ

35. 生姜の味が濃いジンジャーエール

36. うすにごりの日本酒

37. カルディの上海焼きそば

38. ご機嫌なデニムのスカート

39. 常田ひこさんの描くとりらしき

40. ベリーと梨系の香水

41.  1日歩いた後ふくらはぎに貼る足リラシート

42. もちもちな猫の、のそのそ歩き

43. 香川県直島

44. 直島の南座の中で近くにいる人がはしゃいでいる瞬間

45. 直島の地中美術館のモネの絵がある空間

46. 風と鳥の鳴き声以外聞こえなくなる昼

47. アヒージョ

48. ピザにかける辛いオイル

49. 東京駅近くの丸善

50. スチームパンク世界の歯車とパイプのついてる謎の建物

51. 高校の登下校中に咲いていた金木犀

52. 電車の車窓から見えるミスタードーナツ

53. ピザポテトのチーズが多い部分

54. オモコロ記事の『菓子盆選手権』

55. 『菓子盆選手権』中のダ・ヴィンチ・恐山さんの審査力

56. オモコロチャンネルの『そういうお前はどうなんだ』シリーズ

57. 小学生の知識だけで解ける図形パズル

58. 本屋の趣味・資格ゾーン

59. 美容院で髪の毛を洗ってもらっている時/乾かしてもらっている時の眠気

60. かつて見に行った森美術館の企画展(「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」と「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」 )

61. 近未来の建物予想図(例: ビャルケ・インゲルス・グループ《オーシャニクス・シティ》)

62. 糸目のキャラ

63. 科学館

64. 甲賀流忍者ぽんぽこさんの旅行動画

65. ノイズキャンセリングイヤホンをつけた瞬間の世界が閉じられる感じ

66. ガパオライスにかけるナンプラー

67. ドラマ『カルテット』

68. ドラマ『アンナチュラル』

69. ドラマ『SPEC』

70. ふかふかの椅子

71. 明るい満月

72. 旅行先で入る当たりの居酒屋

73. 回春/女王蜂・満島ひかり

74. No Reason. /VΔLZ

75. Magic - original mix/Nhato

76. 茄子の天ぷら

77. 丸亀製麺の半熟卵天ぷら

78. 目覚ましなしで午前中に起きられた休日の朝

79. 映画の上映が終わって明るくなる時

80. 映画『すずめの戸締まり』の芹澤 朋也

81. 喫煙キャラ

82. Joker’s hourglass/MAGIC OF LIFE

83. 『ジョーカー・ゲーム』の原作とアニメ版どっちも

84. 『図書館戦争』の「正論は正しい、だが正論を武器にする奴は正しくない」という台詞

85. 漫画『違国日記』

86. 人にお土産を選んでいる時

87. 自分の買ってきた土産に「センスいいね」と言われる時

88. ピザ屋のポストインチラシ

89. 新しい服を買う時

90. 推しがライブで自分の好きな歌を歌ってくれる時

91. 一粒ずつ別々に入った高級チョコレート

92. デパートの上でやってる食べ物系催事

93. 油そばと刻み玉ねぎ

94. 無印良品のカレー売り場の前

95. 旭山動物園のマヌルネコ

96. 友人とオタクトークをしている時のお互いの発話速度と語彙

97. 他人の旅行ブログ、特に自分じゃ行かないような高級宿に泊まってる記事

98. ゲーム『Splatoon3』のBGM

99. Quizknockチャンネルで行われる茶番と屁理屈

100. 匿名ラジオ

まんが

どうも、もずくです。

 

配信でもたまに話していますが、最近漫画をたくさん読んでいます。

少し前までは小説の方が好きで、漫画はあまり読んでこなかった方でした。

しかし、最近は趣味にさくことができる時間をあまりまとめて取れなくなってきたためか、はたまた(旧)Twitterにどっぶり漬かるようになってしまったためなのかはわかりませんが、ともかく手軽にネットで読める漫画の連載を楽しむようになったのでした。

 

私の好みですが、現実世界が舞台の作品では「(小説でも漫画でも)なるべく人が死なない」のが好きです。あとなるべく法律を犯してないのが好きです。これは映画ですが、「天気の子」の穂高が作中で拳銃を扱うシーンに映画館でもやっていた記憶があります。

 

それはさておき、最近読んだ漫画と感想をつらつら紹介していきたいと思います。重要事項のネタバレはないけど厳密な配慮はしてないです。タイトルだけ先に挙げておくので、気になった方は直接漫画を読んでください。お盆だし。

 

『【推しの子】』

メダリスト

『ガクサン』

『税金で買った本』

『違国日記』

 

 

1. 【推しの子】

あらすじはみんな知ってると思うので飛ばします。

アニメから入りました。アニメのエンディング(メフィスト/女王蜂)が超好き…

アニメ1期視聴後にジャンプラで連載すべて読みました。

伏線がすごく…すごい。

 

今私がこの文章を書いているときはちょうど『左ききのエレン』を読んでいる最中なのですが、人を引き付ける眼/人並外れた観察眼、みたいな要素が共通しているな~と思っているところです。作中でこれらの能力は訓練で身につけられるような練度を超えているように見えて、隣に立ちたくないな…という気持ちが凡人としては正直湧いてきます。45510を読んだり、アイドル/YOASOBIを聞いていると、作中の旧B小町他メンバーや、黒川あかねにオーディションで負けている女優(後者は描写されていないかもしれない)も同じ気持ちを抱いているんじゃないかと思ったり思わなかったりします。

が、そんなことはこの作品では正直どうでもよくて、私たち読者はリアリティーショーを見ている観客として、あるいは酷い実写化にがっかりするファンとして、外から星野兄弟の人生を消費してやいのやいの言うことが楽しいのだろうなあという感情です。

 

2. メダリスト

フィギュアスケートでメダリストになることを夢見る小学5年生と、アイスダンスの選手を引退したコーチのお話。

配信で話したんですけど絵がま~~~きれい。主人公の結束いのりちゃんだけでなく、氷上にいる選手たちが全員きれいでかわいいです。大会で当たり前に努力をして当たり前に成長してくるの、まじできれい。

本作の大会中で流れる曲は全部架空の曲?なのですが、アニメになったときにどんな曲になるのかすごい楽しみにしてます。

前のブログ記事でもアニメ『ボールルームへようこそ』がおもしろかったという話をしましたが、踊るってとても素敵な自己表現だなと思います。私は踊り(広義には演劇など含む演技など)感情を動きに出す訓練を受けていないので、うらやましいな~みたいな。

推しは鹿本 すずちゃんです。表彰台に立ちたくてフィギュアスケートやってるの良すぎる…

 

3. ガクサン

学習参考書の出版社のお話。『舟を編む』のコメディライクな参考書版と思っていただければわかりやすいはず。『舟を編む』、読み直したいし映画も見直したくなってきました。

現実にある参考書がいっぱい出てくるところが面白いポイントなのですが、実は挙げられている参考書はあんまり使ったことがないのですよね。

私自身が試験があるタイプの勉強が好きなので、本屋さんに行くと受けもしない資格試験や受験用の参考書の棚を眺めるんですよね。この作品を読むと勉強したいなという気持ちになります。小中高校の話だけでなく、大人の資格試験の話も出てくるよ。

 
4. 税金で買った本

市立図書館でアルバイトするヤンキー(?)の話。

これめちゃ良くて何がいいかって『ガクサン』と同じで現実にある本がいっぱい出てくるんですけどはやみねかおるさんの本とか絵本とかが出てくるのがマジbig感謝って感じです。興奮が収まらず早口になってしまった。

私は使ったことがないけれど、作中で出てくる移動図書館の話がとても好きです。

そういえば、知人に「図書館の本は借りれるけどブックオフの古本は触れない」と言っていた子がいるのだけれどあれはどういう意味だったんだろう、というのを本の汚損の話を読みながら思い出しました。

私も学生の頃は図書館によく行っていた本の虫でしたが、最近はめっきり足が遠のいてしまいましたね……たまに行くといろいろな本が選書されてて、利用者のニーズにちょっとビビる。

 

5. 違国日記

この前単行本が完結しました。5回くらい泣いた。

こんなにもセリフがストレートに刺さる漫画はなかなか無くて、絵だけでなくセリフ、主人公の劇中小説や劇中コラムの文章が心の柔らかそうなところを刺してくる感じ。

家族とも、友人とも、学校の先生とも、あるいはリスナーとも、私はことばを完璧に共有することができなくて、それはとても孤独なことだけどどうすることもできないからこうやって配信をしたりブログを書いたり(旧)ツイッターをやったりLINEをしたりするんだなあって思います。

 

 

 

スポーツと私

どうも、もずくです。

久しぶりのブログなのにネガティブ極まりなく、スポーツできない人間の話をします。

「ボールルームへようこそ」というアニメをみました

UNISON SQUARE GARDENの主題歌が流れるオープニングにテンションが上がり、競技ダンスの面白さに惹かれるいいアニメだったなと思います。漫画も読んでみたいです。

 

競技ダンスをやっていた知人が、「いかに審査員の前でキメ顔するかが大事なんだよね」と言っていたことを思い出しました。その時は「いやゆーてダンスの腕前でしょw」と思っていたのですが、アニメを見て、さらに実際の競技ダンスの動画を見るとなるほど、顔だ!と分からされました。美形の顔は暴力だ。

 

それはそれとして、私はスポーツ系、運動部系に割と憧れとコンプレックスを感じる方です。スポーツ系に苦手さを感じる理由は2つ、それは団体行動ができないのと体の動かし方が分からないからです。

 

団体行動、怖い

親譲りの陰キャで子供のころから団体行動を好まなかった……と遺伝のせいにでもできればよかったのですが残念ながら両親は友達が多いです。

 

学生時代はあまり協力しなくてもいい部活やサークルに所属してきました。写真部などはその筆頭で、普段は好き勝手写真を撮って月に1度顔を合わせれば良い方でした。当時の私は、とにかく人間から予定を拘束されることが苦手でした。

それは今も変わらず、旅行も1人で行く方が好きだし、あまり親しくない人間の行動に合わせるのってとても難しいですよね。空気も読まないといけないし(読めている、とは言っていません)

 

でもスポーツ、特にチームスポーツって団体行動なので、勝つために他人と会話したり行動したりしなきゃいけない。

その場が例え「社内対抗フットサル大会」というエンジョイ勢の集まりだったとしても、1点も取れず負けたとなるとみんな多少落ち込むものです。勝つためにもずもずは端っこに立たされたりなるべくサーブが回ってこない位置に立たされたりするわけで、その度に「得点源になれない私がなぜここに?」と感じて悲しくなってしまうのでした。

 

体の動かし方、分からん

エンジョイ勢が「所詮お遊びなんだから勝ち負けとかどうでもいいじゃん、楽しめれば」と言ってくるのが聞こえますが、私は勝ち負けが発生するスポーツは勝つor得点に絡む行為ができてこそ初めて楽しいのでは?と感じてしまいます。

ランニングとか筋トレは昨日の自分を比較対象にできますが、普段はやらないチームスポーツイベントに参加する時は比較対象がないのでそこにしか成長とか楽しみを見出せない。

 

それを知人に話すと「イベント前の10分とかで練習すればいいじゃん」「アドバイスしてあげようか?」と言われるのですが、アドバイスの意味が分かりません。

例えば、筋トレ動画で「肩甲骨を寄せて」とか言われるじゃないですか。

もずくはこう思うわけです、「骨を寄せる……だと?」

 

泳げないし逆上がりもできないしあらゆるネットスポーツのサーブ成功率が40%くらいの私は体の使い方が言葉で言われてもいまいちピンと来ません。

なぜ世の人類は言語のアドバイスをすぐにフィードバックとして取り入れられるのでしょうか。不思議です。

 

戦いとの向き合い方、或いは諦め

考えてみると、私は幼少期に勉強のスキルレベルと多少音楽のスキルレベルにコストを振りまくって、運動は避けてきた人生でした。大人になってから運動(水泳)or 運動(球技)のスキル:level 1らを習得するのは時間かお金をかけなければ困難なんだなあということを最近実感しています。

これからそのコストを払って運動そこそこガールのもずくになるのか、運動ダメダメガールのもずくのままでいるのかは不明です。

 

それでは。

妥協のさんぶつ

どうも、もずくです。

さぼっていた久しぶりのブログ、文章を書く能力(文章筋)が衰えてしまいました。

 

〆切が近づいているので、今回は最近頑張っていることを書こうと思います。

ブログの下書きに溜まっている記事は見ないことにします。

 

最近、ランニングを頑張っています。

ついにSpotifyを契約し、音楽だったりポッドキャスト番組を聞きながら走るのは結構楽しいものです(文化部だったので1時間ほどでウォーキングへと変わってしまいますが)

 

特にハマって聞いているのは「ゆる言語学ラジオ」、および姉妹番組の「ゆるコンピュータ学ラジオ」です。2人のお兄さんが喋っているだけのラジオ。

Youtubeでは実際にパーソナリティが喋っている様子が動画で出ていますが、私はずっとポッドキャストで聞いていたので、さっき初めて2人の顔を認識しました。

 

ゆる言語学ラジオは、文学部卒の水野さんが言語学について解説するコンテンツで、ゆるコンピュータ学ラジオは情報工学系卒の堀元さんがコンピュータとかエンジニアあるあるについて解説するコンテンツです、たぶん。(全部聞いていないので語弊があるかもしれない)

 

私は言語学についてはもちろん素人ですし、コンピュータサイエンスに関してもちょこっと学校で触った程度ですがとても面白く聞きやすいです。それは、聞き手(ゆる言語~では堀元さん、ゆるコンピュータ~では水野さん)が的確な疑問を投げてくれているからだと思います。

 

別のポッドキャストを聞いていた時、たしか音楽関係のポッドキャストだったと思うのですが、話していらっしゃる2人の前提知識が私より大分多く、話についていけなかったことがありました。しかし、このラジオは高校程度の知識があれば聞くことができるし、新しい概念が出てきたときは超かみ砕いて(パーソナリティの言葉を借りれば”魔改造して”)説明してくれるので、私はちょっとだけうんちくお姉さんに近づくことができます。

 

私は賢~いけどあんまり人生に役に立たなさそう話をしている人間たちを見るのが好きなので、毎日更新してほしいと思っています(そうすると毎日私もランニングを続けられます)

 

私も賢くて面白いけど役に立たない話をしたいものです。

 

神は天地の後に納期を作ったとされているので、納期も迫っている今、ここらへんで筆を投げ出したいと思います。

 

それでは。